ラスベガス視察

2013年01月11日 09:19
カテゴリ: 旅行記2013年

ラスベガスで開催されたCES(米国で開催される家電製品のトレードショー)を見に行ってきました。今回もサイバーエリアリサーチの山本社長と関連会社まえびーの前橋社長と一緒です。ハンズからはシステムグループの瀬川君に同行してもらっています。

■2013 International CES 公式日本語サイト
http://cesjapan.org/

■CES - ITmedia 記事抜粋
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/subtop/features/2013ces/

会場に入ってすぐに目に入ったのは intel のブースです。でかいオブジェが飾ってありますが、よく見るとノートパソコンを使っています。intel はタブレットの普及でシャアを獲得しつつあるAndroidやiPad に対抗すべく、windows8ベースの様々な提案をしていました。

家電の見本市ですが、タブレットやインターネットツールが深く家電の世界に進出しているのがよく分かります。

タッチパネル端末が普及している影響か、窓の開閉や車の操作パネルのほとんどがタッチパネルになっている車が展示されていました。ちょっとやりすぎな気がしますが、案外と将来は常識になるのかもしれません

テレビなどの大手家電メーカーでは、samsungやLGなどの韓国メーカーが大変積極的で工夫をしてアピールしていて会社としての勢いを感じます。比較すると日本のメーカーは、なんだか商品をただ展示しているだけのおざなり感を感じてしまいましたが、その中でもソニーだけは気を吐いている感じで、これから何かをしてくれそうな期待感がありました。技術的には、そんなに違いを感じないのですが不思議な感じです。

やっぱり日本人なのか日本のメーカーに頑張って欲しいと思っているんだと再認識してしまいました。とはいえ、まずは自分が頑張らないといけないですね。

最新のスマホやタブレットなどの展示を見ていると、今後の技術やサービスの方向性を感じます。未来を予想するのは難しいですが見誤らないようにしたいですね。


さて、せっかくアメリカまで来たのですから少し観光もしました。ちょっと紹介します。

ラスベガスまでは直通の飛行機がないので近くのロサンゼルスで乗り換えをしますが、ここがものすごい混んでいます。入国審査もあるのですが、それの順番待ちがすごいです(上記写真)。1時間はかかってしましました。日本から10時間近く飛行機に乗ったあとなので辛いですね。

ラスベガス空港です。噂通り空港内にスロットがあってカジノの街をアピールしています。遊んでいる人はほどんどいませんでしたが。


ホテルに着くまでに会社を出てから24時間くらいかかっています。もうヘトヘトです。

ホテルのロビーのすぐ隣がカジノになっています。ホテル内にあるのは楽ですし安心して遊べるので良いですね。私も滞在中は暇をみてチャレンジしてみました。・・・結果は秘密ということで。

夜の街にも出てみましたが、これでもかという照明できらびやかです。節電なんて微塵も感じられません。無駄を感じますが莫大なエネルギーも感じます。何かを生み出す力がアメリカにある根源を見た気もします。

ラスベガスの近くにはグランドキャニオンがあります。せっかくですのでレンタカーを借りて見に行ってきました。交代で運転するために、皆で国際免許証も取得済みです。

写真の左上はスカイウォークという名のガラス張りの床が飛び出している展望台です。

全員で記念撮影をしましたが、床のガラスから下までは1km近くあるそうです。安全と分かっていても身がすくみますね。

これはレンタカーで移動中にちょっと休憩。見事に周りには何もありません。

グランドキャニオンのパノラマ写真。雄大すぎます。

さて、帰りが一大事でした。なんと関東が大雪で成田空港に飛行機が降りられなくなり、一度、札幌の千歳空港に着陸して燃料補給して成田空港の準備ができてから再度、成田空港に移動です。17時着の予定が22時着なり、さらに電車も止まっていて成田空港から動けません。仕方ないので空港で寝るはめになりました。

写真は空港から無料で貸してもらえた寝袋と空気マットで寝ているところです。

家につくまでに30時間程度かかってしました。さすがにヘトヘトです。刺激のある楽しい視察でしたが、移動時間が長いのが難点ですね。


成功しているネットのサービスはアメリカ発が多いのですが、現地に行ってみると様々なスケールの違いと、それをチャンスにするための開拓者精神がその根源かもしれないと感じました。

税制や環境の違いもあるかもしれませんが、もっと根源の部分を良く知る必要があるかもしれません。

今年も始まったばかりです。まずは自分を見つめなおして、今年も頑張りたいと思います。

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