昨年からたびたびメディアで紹介されているサイトに百度(バイドゥと読むらしい)があります。
日本の検索エンジン業界に中国の検索エンジンが殴りこみ!
って構図ですが、そんな簡単にはいかない事も十分承知しているようで、まずは2番目のシェアを時間をかけて目指す。収益はそれからで良い。というスタンスのようです。
グーグルでさえ日本のヤフー検索の牙城をなかなか崩せないのですから、いまさら中国の検索サイトが参入したってねぇ。という感じで冷やかにみていました。
とはいえ、何が起こるか分からないので時々使ってみるのですが、最近は案外面白いなぁ。と思い始めています。
まず、検索スピードが速くて快適です。
Web検索はそんなに驚かないのですが、画像検索や動画検索でも一覧が快適に表示されます。
もちろん、保有するデータ量や利用者数によってレスポンスは変化するので一概には言えませんが、さすが人口の多い中国で鍛えられた検索エンジンという感じがします。
最近では日本初の検索エンジンがすっかり目立たなくなって、それが当然のようになっていましたが、改めて日本初の検索エンジンが世界制覇する可能性はないのかと期待していまいます。
検索はどんなシステムでもついてまわる機能なので、弊社でも少しづつ研究・開発をしていますが、Web検索はさすがに手がでません。
さて、数年後には「百度」さんのシェアはどうなっているでしょうか?