ついに、Yahoo!とマイクロソフトの検索エンジンの統合が現実になりそうです。
▼記事引用 [ITmedia]
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米Microsoftと米Yahoo!は2月18日、両社が2009年7月に発表したWeb検索に関する提携を、欧州委員会と米司法省が承認したと発表した。これを受け、両社は統合作業を開始する。
両社が締結した10年間の検索広告提携では、Yahoo!がMicrosoftの検索エンジン「Bing」と検索広告プラットフォームを検索エンジンのバックエンドとして採用し、両社のプレミアム検索広告サービスを独占的に販売する。一方のMicrosoftはYahoo!の検索技術をBingに統合する権利を取得し、両社のセルフサービス広告の販売を行う。
なお、Yahoo!の公式ブログによると、検索サービスをBingに完全に置き換えるのではなく、「Search Pad」や「Search Scan」などの検索をサポートする機能は従来通り提供する。Yahoo!は、Bingの検索エンジンを採用することにより、検索関連の独自サービスの開発に注力できるようになるとしている。
両社は検索技術の統合を、2010年末までに少なくとも米国で完了させる。広告プラットフォームの移行は、米国では2010年のホリデーシーズン前に完了したいが、2011年になる可能性もあるとしている。2012年初旬までにはすべての顧客およびパートナー企業の移行が完了する見込み。
両社の提携に関し、日本、韓国、台湾の規制当局はまだ審査中だ。
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重要事項を抜粋すると
●Web検索の提携を欧州委員会と米司法省が承認
(日本は審査中)
●Yahoo!が「Bing」を検索エンジンのバックエンドとして採用
●検索技術の統合を、2010年末までに米国で完了させる
●契約期間は10年
つまり年内には、Yahoo!の検索結果がマイクロソフトの「Bing」に変わる。という事になります。
今までのYahoo!検索対策のSEOがまったく使えなくなり、新たに「Bing」対策をしなければならないという事になります。
正直、「Bing」は検索のロジックはよくわからないので少し苦労をしそうです。
ただ、Yahoo!の検索部署のスタッフがマイクロソフトに移転したという話も聞きますし、公開するときにはYahoo!検索のエッセンスが「Bing」に混ざった感じになるかもしれないという気もします。
つまり、Yahoo!のバックエンドが切り替わるまでは心配してもしょうがないのかもしれません。
とはいえ、「Bing」の調査をもっと進めなければなりませんね。
・・・マイクロソフトが絡んでいるので、もう2年くらいは大丈夫だと思っていたのですが意外とスピードが速いですね。