ネットショップ等の個人情報を扱うインターネットサービスでは通信を暗号化する必要があるのですが、その仕組が来年には大きく変更になる予定です。弊社でも対応を検討中ですが、エンドユーザーには難しい話なんだよなぁ。と思っていたら、総務省が概略を説明するページを公開してくれていました。
■サーバ証明書の切り替えによる影響について｜総務省
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security01/12.html
技術用語的には「SHA-2」ってのに移行するのですが、今までSSLとかの言葉が普及してきたので、その辺もわかりにくかったりします。
影響範囲を簡単にいえば、フューチャーフォン（ガラケー）の多くが「SHA-2」に未対応なので、通信の暗号化ができなくなり、ネットショップとして使えなくなります。
弊社ショッピングカートシステムと連動していただいているクレジットカード決済会社のシステムも、来年には「SHA-2」に移行する予定なので、まずはカード決済等ができなくなる端末が大量に発生します。
すべてのガラケーが対応な訳ではないですが、ひとつの時代の終わりを感じますね。
弊社のショッピングカートシステムの解析でもガラケーでの購入割合はどんどん少なくなっていますし、サービスの終焉も近いとは思っていましたが、意外（当然？）なところからそのキッカケが来たという感じです。
弊社も来年早々には方向性を確定してアナウンスをしたいと思います。