なかなか興味深い調査結果である。
どういう調査方法が分かりませんが、この一年で日本の検索エンジンシェアがかなり変わってきているようです。
簡単にまとめると
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2006年 ⇒ 2007年
全検索件数 47億5,400万件 ⇒ 57億9,500万件(+21.9%)
ヤフー 31億3,400万件 ⇒ 27億4,400万件(-12.4%)
グーグル 13億2,200万件 ⇒ 20億2,700万件(+53.3%)
[検索シェア]
ヤフー 65.9% ⇒ 47.4%(-18.6%)
グーグル 27.8% ⇒ 35.0%(+7.2%)
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明らかにグーグルがヤフーの検索ユーザーを奪っています。
この勢いが続けば来年の今頃はシェアが逆転している計算になります。
私もそうでしたが少し慣れるとグーグルの検索しか使わなくなります。
世間もだんだんと同じ感覚になってきているのかもしれません。
アメリカのヤフーは良い噂を聞きませんし、下手をするとYSTの開発やサービスが停止する日がくるかもしれません。
その時に日本ヤフーがオリジナルで、グーグルと喧嘩できる検索エンジンを作れる可能性は非常に低い気がします。(そもそもアメリカヤフーの検索エンジンの元も買収した会社のものですし)
そうなると日本ヤフーの検索シェアはますます厳しくなるでしょう。
数年の内に日本の検索エンジンシェアも外国同様にグーグルが大半を占めるようになるかもしれませんね。
という訳で、
上記レポートを元に勝手に2008年を予想してみました。
(検索件数の増減率が同じに推移するとして・・)
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2007年 ⇒ 2008年
全検索件数 57億9,500万件 ⇒ 70億6,400万件(+21.9%)
ヤフー 27億4,400万件 ⇒ 24億0,400万件(-12.4%)
グーグル 20億2,700万件 ⇒ 31億0,700万件(+53.3%)
[検索シェア]
ヤフー 47.4% ⇒ 34.0%(-13.4%)
グーグル 35.0% ⇒ 44.0%(+9.0%)
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おぉ、見事に検索シェアが入れ替わっております。
どうなるか一年後が楽しみです。